これまでの「さすらいのおじさんシリーズ」には、
「ラグビーおじさん」、「手品おじさん」がありました。
そして今回は、「セミおじさん」です。
今日、僕たちが遊んでいると、
セミの幼虫を大事そうに持ったおじさんがいました。
そのおじさんは、髪の毛が白く、背は160センチくらいで、
50歳くらいでした。
おじさんは、僕たちにそのセミの幼虫を見せてくれました。
透明っぽくかわいいセミの体が、おじさんの手の中に納まっていました。
おじさんは近くの木にそのセミの幼虫を移すと、
「このセミが羽化するのは夜だから、観察すると面白いよ。」と言って、
セミのことをいろいろ教えた後、あいさつもせずにつかつか行ってしまいました。
今夜8時ごろ、友だちと集まってセミの観察をしました。
おじさんが、持っていたセミはあいにく見つかりませんでしたが、
羽化してしまった後のセミを見つけて、じっくり観察しました。
セミの白い体がとてもきれいで、感動しました。
ちょっと今日は時間が足りなかったので、8月1日にもう一度夜に観察へ行く予定です。