今年の4月8日に書いた
「さすらいのおじさん」の続き(?)です。
前回のさすらいのおじさんは、ラグビーを教えてくれましたが、
今回は手品を見せてくれました。
同じおじさんではありません。
そのおじさんは、髪の毛が白く、背は高すぎず低すぎず、
顔にはシミが目立つ人でした。
おじいさんとおじさんの間のおじさんより、おじさんに近いおじさんでした。
今日、ぼくが近くの公園で遊んでいたら、見知らぬおじさんが来て、
「君たち、手品は好き?」
と聞きました。
ぼくたちは手品がいちおう好きだったので、「はい」と答えておきました。
すると、トランプを出して、いろいろな手品を見せてくれました。
でも、さすがにランス・バートンと違って、アマチュアなので、
2回ほど失敗して、友だちが大爆笑しました。
そのあと、ごまかして別の手品を見せてくれましたが、
その手品も失敗しました。
成功したのは、3種類やったうちの1種類だけでした。
まあ、アマチュアなので仕方がないと思いますが、
失敗したは失敗したで、笑えるネタなので、いいと思いました。
手品が終わった後、そのおじさんは、
「明日の5時半ごろ、この公園で遊んでいれば、また来ると思うよ」
と言って、去って行きました。
最初は、ちょっと大丈夫かなと思いましたが、
とくに怪しくもなく、悪い心があるように見えなかったので、安心しました。
よくこの辺を通る人みたいなので、会ったらあいさつをしようと思います。