今日、お母さんのゼリーにのっていた赤いラズベリーを見ていて思い出しました。
ぼくがまだ低学年のころ、学校の帰り、
友だちと2人で校庭に生えている赤いヤマモモの実をとって、
となりにあった白い倉庫のとびらに向けて投げました。
ビュゥ~ンと勢いよく飛んで行き、「ダチャン!」と音を立てて柔らかい実はくだけました。
ところが、当たったときに付いた赤い汁が残っています。
それが面白かったので、2人で実を投げまくりました。
ときには、一度に10個以上にぎって、投げることもありました。
その結果、倉庫のとびら一面に100以上の赤い点々が付いてしまいました。
ぼくたちは、「あっ、いつの間に……」と絶望しました。
かなりヤバい状況です。
先生にバレないうちに、砂をかけたり、指でこすったりして
必死になって消しました。
下に落ちていたつぶれた実は、
となりの団地の駐車場の方に、投げてしまいました。
完全に証拠隠滅です。
ぼくとその友だち以外、誰も知らないヒミツです。
団地のみなさん、ごめんなさい。